バブルのときは日本全体に勢いがありました。大きな経済成長と共に様々な娯楽も発達しました。海外旅行に行く人は増えて、ハワイやグアムは大きな人気を集めました。特にハワイはステータスの象徴的なイメージが定着して、「ハワイに行く」＝「お金持ち」のような風潮すらありました。

海外への旅行者が増える一方で、国内では多くのテーマパークが建設されて、休日はファミリーやカップルでテーマパークに行くというのが流行りました。現在でもテーマパーク人気は健在で、東京ディズニーランド、ユニバーサルスタジオジャパンなど、テーマパークの人気は衰えることを知りません。また、バブルの時代に流行ったものの代表として、スキーが挙げられます。スキーをテーマにした映画なども人気を博し、バスツアーなどを組む旅行会社も一気に増えました。

現在では人気は少し下火になりましたが、ウインタースポーツを楽しみたい人は未だに多く、バスツアーもある程度の人気を維持しています。スキーはアクセスが悪く、コストパフォーマンスも決して良いわけではないので格安のバスツアーが人気なのです。スキーは板と専用の靴、ウェアーが必要になります。これをそろえるだけでも5万円～10万円近く掛かってしまうので、中々簡単に手を出せる趣味ではありません。

移動にも車が必要になるので、自家用車、またはレンタカーが必要になります。さらに移動時間も長いので、現代の若者はスキー場に行くこと自体を面倒だと思う人が多いです。